2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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清水銀行の第3四半期決算では、経常収益は減少したものの、経常利益と純利益が大幅に増加しました。預金・貸出金の増加や経費削減効果が寄与し、収益性が向上しています。通期予想も堅調であり、増配も予定されているなど、業績改善が進んでいることが示されています。
主な事業セグメント
清水銀行の主な事業セグメントは、銀行業、リース業・クレジットカード業です。銀行業が中心であり、地域密着型の金融サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経常収益は214億1,300万円（前年同期比7.6%減）となりました。一方、経常利益は22億5,600万円（同116.7%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億100万円（同104.5%増）と大幅に増加しました。貸出金利息や役務取引等収益は増加したものの、株式等売却益の減少が影響しました。経常費用は資金調達費用や与信関連費用の減少により191億5,700万円（同13.5%減）となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、預金が1兆5,833億円（前期末比2.7%増）、貸出金が1兆2,652億円（同1.6%増）と増加しました。一方、有価証券は2,624億円（同5.2%減）となりました。総資産は1兆8,285億円（同4.1%増）、純資産は771億円（同3.5%減）となりました。自己資本比率は4.1%（前期末比0.4ポイント低下）となっています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、現金預け金が前期末比39.2%増加の2,306億円となっており、流動性が向上していることが示唆されます。また、減価償却費は10億5,800万円（前年同期比53.6%増）となっており、設備投資が進んでいることがうかがえます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、経常収益277億円（前期比7.4%減）、経常利益22億円、親会社株主に帰属する当期純利益18億円を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期も堅調な業績が続くと予想されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、中間配当30円に加え、期末配当30円を予定しており、年間配当金は60円となる見込みです。これは前期の年間配当金55円から5円の増配となります。
注意事項
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