2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社東北銀行の当連結会計年度は、経常収益が150億2,800万円（前年比2.0%増）と増収となりましたが、経常利益は19億7,400万円（同8.1%減）、親会社株主に帰属する当期純利益は10億6,900万円（同22.3%減）と減益となりました。貸出金は増加しましたが、預金利息の増加が利益減少の主因となっています。
主な事業セグメント
株式会社東北銀行は、銀行業を中心にリース業などの金融サービスを提供しています。主な事業セグメントは「銀行業務」と「リース業務」です。銀行業務では銀行業と信用保証業を行い、リース業務ではリース業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の経常収益は、前年比3億100万円増の150億2,800万円となりました。これは主に貸出金利息と役務取引等収益の増加によるものです。一方、経常利益は前年比1億7,400万円減の19億7,400万円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億700万円減の10億6,900万円となりました。預金利息の増加が利益減少の主な要因です。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、預金等が前年比77億8,800万円減少し9,217億2,800万円となりました。一方、貸出金は340億1,700万円増加し6,947億6,300万円となっています。有価証券は32億3,100万円減少し2,154億1,100万円となりました。連結自己資本比率（速報値）は前年比0.11ポイント上昇し9.05％となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加による支出が資金運用による収入を上回り、150億8,600万円の支出となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出が償還・売却による収入を上回り、44億5,100万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払等により5億3,400万円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、経常収益168億円（前年比11.8%増）、経常利益26億円（同31.7%増）、親会社株主に帰属する当期純利益17億円（同58.9%増）を見込んでいます。単体では経常収益154億円（同11.9%増）、経常利益25億円（同24.2%増）、当期純利益16億円（同4.2%増）を予想しています。
株主還元
当期の普通株式1株当たり配当金は50円（うち中間配当金25円）を予定しています。次期も同様に1株当たり50円（うち中間配当金25円）を予定しています。第一種優先株式については、定款および発行要項に従った配当を予定しています。
注意事項
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