2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社フジの2025年2月期決算は、営業収益が前年同期比1.0％増の8,089億2,800万円と増収となりましたが、営業利益は14.3％減の129億5,300万円、経常利益は17.6％減の143億1,500万円と減益となりました。賃上げや店舗投資などのコスト増が影響しています。次期は増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社フジは、中国・四国エリア及び兵庫県西部を基盤とするスーパーマーケット事業を中心とした小売業を展開しています。スーパーマーケット、ディスカウントストア、移動スーパーなどの業態で事業を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
営業収益は8,089億2,800万円（前年同期比1.0％増）と増収となりました。一方、営業利益は129億5,300万円（同14.3％減）、経常利益は143億1,500万円（同17.6％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は38億1,800万円（同48.7％減）と減益となりました。賃上げや店舗活性化投資、修繕費用の増加などが利益減少の要因となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比3.7％減の4,118億800万円となりました。負債は前期末比8.4％減の1,937億8,000万円、純資産は前期末比0.9％増の2,180億2,800万円となりました。自己資本比率は52.9％と前期末から2.4ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは167億4,700万円の収入（前期は306億700万円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは159億8,000万円の支出（前期は146億700万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは116億5,800万円の支出（前期は106億1,800万円の支出）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、営業収益8,150億円（前年同期比0.8％増）、営業利益155億円（同19.7％増）、経常利益168億円（同17.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益55億円（同44.0％増）を見込んでいます。
株主還元
当期末の1株当たり配当金は15円とし、中間配当の15円と合わせ、年間では30円を予定しています。次期の配当金についても、年間30円を予定しています。
注意事項
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