2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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コメリの当第３四半期連結累計期間は、営業収益2,960.81億円(前年同期比102.1%)、営業利益205.96億円(同102.4%)と増収増益を達成しました。日用品・家電・カー・レジャー用品が好調で、工具・金物・作業用品も堅調に推移しました。一方で、貸倒引当金繰入額の計上により四半期純利益は減少しましたが、自己資本比率は65.3%に上昇し、財務基盤は強化されています。
主な事業セグメント
コメリは主にホームセンター事業を展開しており、工具・金物・作業用品、リフォーム資材・エクステリア用品、園芸・農業・ペット用品、日用品・家電・カー・レジャー用品、インテリア・家庭・オフィス用品などの幅広い商品を取り扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益が2,960.81億円(前年同期比102.1%)、営業利益が205.96億円(同102.4%)、経常利益が203.53億円(同100.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益が133.41億円(同96.3%)となりました。売上高は増加したものの、非連結子会社への貸付金に対する貸倒引当金繰入額7.81億円を営業外費用に計上したことが影響し、四半期純利益は減少しました。商品部門別では、日用品・家電・カー・レジャー用品が104.9%と好調で、工具・金物・作業用品も103.5%と堅調に推移しました。
貸借対照表の変化
資産合計は3,755.21億円(前期末比0.7%増)となりました。主な変動として、商品及び製品が92.61億円減少した一方、現金及び預金が45.53億円、預け金が51.22億円増加しました。負債合計は1,303.16億円(同4.6%減)となり、主に長期借入金の減少によるものです。純資産合計は2,452.05億円(同3.8%増)となり、自己資本比率は65.3%(前期末63.4%)に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、減価償却費は93.95億円(前年同期90.97億円)と増加しています。投資活動については、静岡流通センターの稼働開始や関西流通センターの建設着工など、物流拠点の拡充に向けた投資が行われています。財務活動では、自己株式の取得等により自己株式が17.84億円増加しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想が修正され、営業収益3,800億円(前期比2.5%増)、営業利益225億円(同1.9%増)、経常利益223億円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益135億円(同1.5%減)を見込んでいます。第３四半期までの実績と第４四半期の経営環境を踏まえた修正となっています。
株主還元
配当については、2025年3月期の年間配当予想を1株当たり54円(前期比2円増)としています。第2四半期末に27円の配当を実施し、期末配当も27円を予定しています。
注意事項
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