2025年２月期決算短信の要約
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オークワの2025年2月期決算は、営業収益が微増の2,501億5,000万円となったものの、コスト増加や減損損失により23億8,100万円の純損失を計上しました。次期は増収増益を見込むものの、厳しい経営環境が続くと予想されています。配当は前期同様の年間26円を維持する方針です。
主な事業セグメント
オークワは主にスーパーマーケット事業を展開しています。食品を中心とした小売業を営み、和歌山県を中心に近畿、東海地方で店舗を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の営業収益は2,501億5,000万円（前年同期比1.1%増）と微増しましたが、売上原価や人件費、光熱費等の上昇により、営業利益は13億2,800万円（同54.0%減）、経常利益は14億4,200万円（同53.5%減）と大幅減益となりました。また、減損損失39億1,800万円の計上もあり、親会社株主に帰属する当期純損益は23億8,100万円の損失（前年同期は10億円の利益）となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比2.9%減の1,286億2,900万円となりました。主な変動は、現金及び預金の50億2,600万円減少、退職給付に係る資産の16億円増加です。負債合計は541億100万円（前期末比0.5%増）、純資産合計は745億2,700万円（同5.3%減）となりました。自己資本比率は57.7%（前期末59.1%）と1.4ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは65億9,600万円の収入（前期比31.9%減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは87億4,100万円の支出（同10.1%増）、財務活動によるキャッシュ・フローは28億8,500万円の支出（同202.4%増）となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比31.1%減の111億5,200万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、営業収益2,590億円（前期比3.5%増）、営業利益21億円（同58.1%増）、経常利益21億円（同45.6%増）、親会社株主に帰属する当期純利益8億円を見込んでいます。増収増益を予想していますが、依然として厳しい経営環境が続くと想定されています。
株主還元
当期の配当金は1株当たり年間26円（前期と同額）、配当金総額は10億9,300万円となりました。次期の配当予想も1株当たり年間26円（中間13円、期末13円）を予定しています。
注意事項
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