2025年３月期 決算短信の要約
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日本瓦斯株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高2,000.57億円(前年同期比2.9%増)、営業利益185.46億円(同6.3%増)、経常利益185.81億円(同5.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益115.48億円(同6.7%増)と全ての利益段階で増益となりました。ROEは16.5%に向上し、株主還元も積極的に実施されています。
主な事業セグメント
日本瓦斯株式会社の主な事業セグメントは、LPガス事業、電気事業、都市ガス事業です。LPガス供給販売、電気小売、都市ガス供給販売を中心に、ガス機器販売やガス配管工事なども行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高2,000.57億円(前年同期比2.9%増)、営業利益185.46億円(同6.3%増)、経常利益185.81億円(同5.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益115.48億円(同6.7%増)となりました。高気温の影響でガス販売量が伸び悩む中、電気事業とプラットフォーム事業の成長がガス事業のマイナスを上回り、全ての利益段階で増益を達成しています。ROEは16.5%と前年より1.8%伸長しました。
貸借対照表の変化
資産の部は1,560.18億円(前期末比2.0%減)となりました。負債の部は885.72億円(同2.4%増)、純資産の部は674.46億円(同7.3%減)となっています。純資産の減少は、当期純利益115億円に対し、配当94億円、自己株式の取得67億円の株主還元を実行したためです。株主資本比率は43.2%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは279.24億円の収入(前年同期比44億円増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは88.12億円の支出(同3億円減少)、財務活動によるキャッシュ・フローは183.85億円の支出(同96億円増加)となっています。現金及び現金同等物の期末残高は194.31億円と、前期末から7億円増加しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期は、営業利益200億円(前年同期比7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益140億円(同21.2%増)と全ての段階で増益を予想しています。家庭用のガスと電気の販売量については、過去の使用量データを基に気温予想を織り込んで算出しています。
株主還元
2025年3月期の配当金総額は102.47億円、1株当たり配当金は92.5円となりました。2026年3月期の配当予想は1株当たり103円で、配当性向は78.9%を見込んでいます。
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