令和7年3月期決算短信の要約
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引用元：令和7年3月期決算短信（PDF）
SRSホールディングスの当期業績は、売上高674.78億円(前年同期比12.0%増)、営業利益26.78億円(同24.2%増)と増収増益となりました。外食需要の回復やM&Aによる事業拡大が寄与しましたが、のれん減損損失により純利益は減少しました。次期は売上高760億円、営業利益30億円を見込み、新中期経営計画に基づく成長を目指します。
主な事業セグメント
SRSホールディングス株式会社は、和食を中心とする飲食店を経営する外食事業の単一セグメントです。主な業態には和食さと、にぎり長次郎、家族亭、天丼・天ぷら本舗さん天などがあります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は674.78億円(前年同期比12.0%増)、営業利益は26.78億円(同24.2%増)、経常利益は25.39億円(同17.4%増)と増収増益となりました。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は9.25億円(同48.5%減)と減益になりました。これは主に連結子会社ののれん減損損失を特別損失に計上したためです。
貸借対照表の変化
総資産は459.44億円(前期末比28.6%増)となりました。主な増加要因は、のれんの増加43.13億円、無形固定資産その他の増加23.57億円、建物及び構築物(純額)の増加11.75億円です。負債は289.22億円(同47.8%増)となり、主に社債の増加53.18億円、長期借入金の増加17億円によるものです。純資産は170.21億円(同5.3%増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは36.77億円の収入(前年同期は37.27億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは104.6億円の支出(同22.92億円の支出)となり、主に連結子会社株式取得による支出81.26億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは69.78億円の収入(同12.16億円の支出)となり、主に社債発行による収入64.53億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高760億円(前年同期比12.6%増)、営業利益30億円(同12.0%増)、経常利益28億円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億円(同72.8%増)を見込んでいます。新中期経営計画「SRS VISION 2030」を策定し、さらなる収益性向上と規模拡大により、持続的な企業価値向上を目指すとしています。
株主還元
当期の配当は1株当たり7円50銭の期末配当を予定しています。次期の配当は1株当たり10円00銭の期末配当を予定しています。配当政策として、連結配当性向20%以上を目安に、業績状況や成長投資の必要性を踏まえて柔軟に決定するとしています。
注意事項
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