2025年3月期決算短信の要約
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株式会社トミタの2025年3月期連結業績は、北米での旺盛な需要を背景に増収増益となりました。売上高216億7,600万円(前年同期比1.7%増)、営業利益7億7,100万円(同26.9%増)と、特に利益面で大きく伸長しています。自己資本比率も63.8%に上昇し、財務基盤の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
株式会社トミタは、工作機械を主力取扱商品とする専門商社です。主な事業セグメントは「日本」「北米」「アジア」の3つで構成されており、機械・工具の販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が216億7,600万円(前年同期比1.7%増)、営業利益が7億7,100万円(同26.9%増)、経常利益が9億7,200万円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が6億2,900万円(同12.2%増)となりました。北米での旺盛な設備投資需要が業績を牽引し、全体として増収増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比1億8,400万円増の186億4,300万円となりました。主な要因は商品の4億2,200万円増加です。負債は前期末比1億2,000万円減の64億3,500万円、純資産は前期末比3億500万円増の122億800万円となりました。自己資本比率は63.8%と前期末から1.0ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3億5,300万円の収入(前年同期は7億7,200万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億500万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは2億4,700万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比3億7,300万円減少し、52億6,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高226億円(前期比4.3%増)、営業利益8億3,000万円(同7.6%増)、経常利益9億2,000万円(同5.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億8,000万円(同7.9%減)を見込んでいます。増収を予想する一方で、経常利益と当期純利益は減益を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は22円(前期比2円増)、配当総額は1億1,300万円となりました。2026年3月期の配当予想は21円と1円減配を予定しています。
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