2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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サンゲツグループの当第3四半期連結累計期間は、売上高が1,472.99億円(前年同期比5.2%増)と増収となりましたが、仕入コストの上昇や事業インフラ強化に伴う費用増により、営業利益は126.46億円(同15.5%減)と減益となりました。国内インテリアセグメントでの中型商品の伸長や海外セグメントの北米事業が好調だったものの、利益面では厳しい結果となっています。
主な事業セグメント
サンゲツグループの主な事業セグメントは、国内インテリア、国内エクステリア、海外の3つです。国内インテリアは壁装、床材、ファブリック等を扱い、国内エクステリアは外構関連製品を扱っています。海外セグメントは北米、東南アジア、中国・香港で事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高1,472.99億円(前年同期比5.2%増)、営業利益126.46億円(同15.5%減)、経常利益129.82億円(同15.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益88.02億円(同19.2%減)となりました。国内インテリアセグメントでの中型商品の伸長や商品取引価格の改定、海外セグメントにおける北米事業の好調により売上高は増加しましたが、仕入コストの上昇や物流・IT等事業インフラ強化に伴うコスト増、人件費等の増加により利益は減少しました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,766.1億円(前期末比3.4%増)となりました。流動資産は1,118.53億円(同4.1%増)、固定資産は647.56億円(同2.3%増)となりました。負債合計は688.58億円(同7.5%増)、純資産合計は1,077.52億円(同1.0%増)となりました。自己資本比率は60.6%(前期末62.5%)となりました。
キャッシュフローの変化
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は23.2億円(前年同期24.36億円)、のれんの償却額は1.48億円(同1.26億円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高1,960億円(前期比3.2%増)、営業利益160億円(同16.2%減)、経常利益165億円(同16.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益110億円(同23.0%減)を見込んでいます。直近に公表されている業績予想からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は150円(前期実績140円)となっています。第2四半期末配当75円は実施済みで、期末配当75円を予定しています。
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