2025年２月期 決算短信の要約
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株式会社ワキタの2025年2月期連結業績は、売上高923億2,100万円(前期比4.1%増)、営業利益63億9,000万円(同15.3%増)と増収増益となりました。建機事業の効率化や商事事業の介護部門拡大、不動産事業の物件売却などが寄与し、全セグメントで増益を達成。今後は店舗ネットワーク拡充やDX推進などの成長戦略を進める方針です。
主な事業セグメント
株式会社ワキタの主な事業セグメントは、建機事業、商事事業、不動産事業です。建機事業では土木・建設機械等の販売・賃貸、商事事業では商業設備や介護用品等の販売・賃貸、不動産事業では商業ビル等の賃貸・分譲やホテル経営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年2月期の連結業績は、売上高が923億2,100万円(前期比4.1%増)、営業利益63億9,000万円(同15.3%増)、経常利益65億600万円(同13.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益39億1,200万円(同23.9%増)となりました。建機事業の自社保有機械の稼働率向上やレンタル単価への価格転嫁、商事事業の介護部門の収益寄与、不動産事業の収益物件売却益などが増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比20億7,400万円増の1,460億1,900万円となりました。主な増加要因は貸与資産の19億1,900万円増です。負債は9億9,900万円増の440億9,700万円、純資産は10億7,400万円増の1,019億2,100万円となりました。自己資本比率は68.9%と前期末から0.5ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは156億1,100万円の収入(前期比22.2%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは20億7,000万円の支出(同69.4%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは96億9,300万円の支出(同7.4%減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比38億4,500万円増の227億8,300万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高1,000億円(前期比8.3%増)、営業利益60億円(同6.1%減)、経常利益61億5,000万円(同5.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益36億5,000万円(同6.7%減)を見込んでいます。不動産事業の減益を見込む一方、建機事業と商事事業は業績の伸長を予想しています。
株主還元
2025年2月期の1株当たり配当金は前期比38円増配の100円となります。2026年2月期以降2028年2月期までの3カ年においても1株当たり配当金を100円以上とする方針が示されています。
注意事項
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