2025年3月期 決算短信の要約
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ムーンバット株式会社の2025年3月期は、猛暑や厳冬の影響、インバウンド需要の回復により、売上高が前期比12.6%増の119億4,600万円、営業利益が同61.6%増の7億200万円と大幅な増収増益となりました。自己資本比率も55.0%に改善し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
ムーンバット株式会社の主な事業セグメントは、「身の回り品事業」と「情報サービス事業」です。身の回り品事業では洋傘、洋品、帽子、毛皮・宝飾品などを扱っています。情報サービス事業ではシステム開発・販売、保守・メンテナンス等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が119億4,600万円(前年同期比12.6%増)、営業利益が7億200万円(同61.6%増)、経常利益が6億6,500万円(同36.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が5億8,300万円(同7.0%増)となりました。売上高の増加は、猛暑や厳冬の影響、インバウンド需要の回復などが要因です。利益面では、売上増加に伴う経費増を吸収し、前年を上回りました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.6%増の99億3,400万円となりました。主な変動は現金及び預金の2億9,800万円増加、売掛金の2億7,900万円減少です。負債は前期末比7.4%減の44億6,400万円、純資産は前期末比8.0%増の54億6,900万円となりました。自己資本比率は55.0%と前期末の51.2%から改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7億8,900万円の収入(前年同期は9億1,000万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは0円の支出(前年同期は3,100万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは4億9,100万円の支出(前年同期は7億4,100万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比28.6%増の13億4,300万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高116億円(前期比2.9%減)、営業利益5億5,000万円(同21.7%減)、経常利益5億5,000万円(同17.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4億5,000万円(同22.9%減)を見込んでいます。一部ブランドの取扱終了の影響を自社ブランドの育成等でカバーする方針です。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり52円(前期比32円増)となりました。2026年3月期は1株当たり50円(うち記念配当10円)を予定しています。配当性向は40.2%から50.1%に上昇する見込みです。
注意事項
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