2025年3月期第2四半期（中間期）決算短信の要約
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日本出版貿易株式会社の当中間連結会計期間は、売上高37億8,800万円(前年同期比4.8%減)となりましたが、営業利益2億800万円(同31.6%増)、経常利益1億9,100万円(同4.2%増)と増益を達成しました。出版物・雑貨輸出事業や海外子会社事業が好調だった一方、メディア事業の不振が影響し、親会社株主に帰属する中間純利益は8,100万円(同36.8%減)となりました。
主な事業セグメント
日本出版貿易株式会社の主な事業セグメントは、出版物・雑貨輸出事業、洋書事業、メディア事業、海外子会社事業、不動産賃貸事業です。出版物や雑貨の輸出入、洋書・メディアの販売、海外での事業展開が中心となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は37億8,800万円(前年同期比4.8%減)となりました。一方、営業利益は2億800万円(同31.6%増)、経常利益は1億9,100万円(同4.2%増)と増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は8,100万円(同36.8%減)と減益となりました。出版物・雑貨輸出事業や海外子会社事業が好調だった一方、メディア事業の不振が影響しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は57億6,700万円(前期末比21.3%減)となりました。主に売掛金が15億3,900万円減少したことが要因です。負債は31億5,600万円(同35.1%減)となり、買掛金が12億1,000万円減少しました。純資産は26億1,100万円(同6.0%増)となり、自己資本比率は45.3%(前期末33.6%)と11.7ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2億8,300万円の収入(前年同期は6億9,400万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,400万円の支出(前年同期は1,400万円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローは1億4,100万円の支出(前年同期は3,200万円の支出)となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比1億7,900万円増加し、16億5,700万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想については、株式会社トーハンによる公開買付けの成立に伴い、当社株式は上場廃止となる予定であるため、通期の業績予想を取り下げています。今後の具体的な手続きや実施時期については、公開買付者と協議の上、決定次第速やかに公表する予定です。
株主還元
2025年3月期の配当予想については、株式会社トーハンによる公開買付けが行われる予定であることを踏まえ、期末配当を行わないことを決定しています。
注意事項
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