2025年３月期 決算短信の要約
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スターゼン株式会社の2025年3月期決算は、売上高4,361.12億円(前期比6.2%増)、営業利益90.46億円(同0.8%増)と増収増益となりました。固定資産売却益により当期純利益は62.4%増の121.97億円と大幅増益を達成。自己資本比率は51.6%に上昇し、財務体質が改善しています。2026年3月期も増収増益を見込んでおり、株主還元も強化される方針です。
主な事業セグメント
スターゼン株式会社の主な事業セグメントは食肉関連事業です。生産肥育から食肉の処理加工、製造、販売に至るまでの事業を主に国内で行っています。食肉、加工食品、ハム・ソーセージなどを取り扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が4,361.12億円(前期比6.2%増)、営業利益が90.46億円(同0.8%増)、経常利益が106.61億円(同1.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が121.97億円(同62.4%増)となりました。売上高は増加したものの、経常利益は微減となりました。一方で、固定資産売却益などにより当期純利益は大幅に増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比107.35億円増の1,719.16億円となりました。主に商品及び製品、売掛金の増加によるものです。純資産は前期末比107.45億円増の887.47億円となりました。自己資本比率は51.6%と前期末から3.2ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは22.64億円の支出(前期は127.76億円の収入)となりました。主に棚卸資産の増加、売上債権の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは6.13億円の収入(前期は48.47億円の支出)となりました。主に固定資産の売却による収入によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは8.11億円の収入(前期は20.99億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高4,500億円(前期比3.2%増)、営業利益94億円(同3.9%増)、経常利益110億円(同3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益80億円(同34.4%減)を見込んでいます。増収増益を予想していますが、当期純利益は特別利益の反動減により減益を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は110円(前期80円)、配当性向は17.6%(前期20.7%)となりました。2026年3月期は1株当たり43円(株式分割考慮前129円相当)、配当性向31.4%を予定しています。株主還元の強化が図られています。
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