2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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三井物産の2027年3月期第1四半期は、収益が前年同期比31.7%増の4兆3,476億円、親会社帰属の四半期利益が53.4%増の2,941億円と大幅な増収増益を達成しました。イノベーション&コーポレートディベロップメントやモビリティ・デジタル・インフラが牽引し、通期予想は当期利益9,200億円(前期比10.3%増)を維持しています。
主な事業セグメント
三井物産株式会社の主な事業セグメントは、金属資源、鉄鋼製品、エネルギー、モビリティ・デジタル・インフラ、化学品、ウェルネスエコシステム、イノベーション&コーポレートディベロップメントの7セグメントです。資源・エネルギーから生活産業・次世代事業まで幅広く展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の業績は大幅に改善しました。収益は前年同期比31.7%増の4兆3,476億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は53.4%増の2,941億円となりました。セグメント別では、イノベーション&コーポレートディベロップメントが米国不動産事業(CIM Group)の資産リサイクル益や量子コンピューティング事業IPOに伴う評価益により652億円と大幅増益となりました。モビリティ・デジタル・インフラも自動車・ガスインフラが寄与し730億円と好調でした。一方、化学品は前年同期の評価性・一過性の反動等により266億円と減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前年度末比0.4%減の20兆7,310億円となりました。流動資産はデリバティブ債権の減少等により5.6%減少した一方、非流動資産はCIM Group区分異動によるその他の投資増加や豪州鉄鉱石事業の有形固定資産増加により2.2%増加しました。親会社の所有者に帰属する持分は8兆9,808億円と前年度末比2.4%増加しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは423億円の収入となり、前年同期の2,626億円から大幅に減少しました。これは売掛金増加による運転資本の増加が主因です。投資活動によるキャッシュ・フローは887億円の支出となり、前年同期の1,697億円の支出から改善しました。財務活動によるキャッシュ・フローは615億円の支出で、配当金支払いが主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、親会社の所有者に帰属する当期利益が前期比10.3%増の9,200億円、基本的1株当たり当期利益は324円54銭を見込んでいます。なお、第1四半期終了時点で業績予想の修正は行われていません。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり140円(中間70円・期末70円)が予定されており、前期の115円から25円の増配となります。また、最大2,000億円の自己株式取得が公表され、取得した全株式の消却も予定されています。中期経営計画期間中は累進配当が継続される方針です。
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