(株)ルックホールディングスの決算情報

ルックホールディングスの主な事業セグメントは、アパレル関連事業（日本、韓国、欧州、その他海外）、生産及びOEM事業、物流事業です。アパレル関連事業が中心で、国内外でブランド展開や販売を行っています。

2024年12月期の連結業績は、売上高が547億3,900万円（前年同期比1.3％減）、営業利益が25億3,000万円（同17.5％減）、経常利益が28億8,000万円（同19.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益が19億2,500万円（同21.7％減）となりました。主力インポートブランドは堅調でしたが、気候の影響で春物・秋物の販売が苦戦し、韓国や欧州での事業も減収減益となりました。

資産は前期末比45億5,100万円増の614億1,000万円となりました。主な増加要因は、現金及び預金が8億2,000万円、商品及び製品が15億3,900万円、投資有価証券が22億900万円増加したことです。負債は11億9,900万円増の236億3,300万円、純資産は33億5,200万円増の377億7,600万円となりました。自己資本比率は61.5％と1ポイント上昇しています。

営業活動によるキャッシュ・フローは24億5,200万円の収入（前年同期比114.7％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは11億8,700万円の支出（同24.7％減）、財務活動によるキャッシュ・フローは3億9,700万円の支出（同74.3％減）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比8億2,000万円増加し、81億4,400万円となりました。

2025年12月期の連結業績予想は、売上高550億円（前年同期比0.5％増）、営業利益26億円（同2.7％増）、経常利益29億円（同0.7％増）、親会社株主に帰属する当期純利益20億円（同3.9％増）を見込んでいます。主力ブランドの新規出店や海外展開の拡大、EC事業の強化などにより、増収増益を目指しています。

2024年12月期の1株当たり配当金は100円（前期比20円増）となりました。2025年12月期も1株当たり100円の配当を予定しています。配当性向は40.3％から38.8％に低下する見込みです。