2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信の要約
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DAIKO XTECH株式会社の2026年3月期中間決算では、売上高204億7,200万円(前年同期比98.3%)と減少しましたが、受注高は214億7,700万円(同100.7%)と増加しました。利益面では減少傾向にありますが、ソフトウェアソリューションの粗利率向上やストックビジネスの伸長が見られます。通期業績予想は概ね計画通りで、重点ソリューションの拡充に注力する方針です。
主な事業セグメント
DAIKO XTECH株式会社は、情報通信分野におけるソリューションサービスの提供及び機器の販売を行う単一セグメントの企業です。主な事業区分として「コアビジネス」と「重点ソリューション」があり、ソリューション区分としては「プロダクトソリューション」「ソフトウェアソリューション」「ネットワークソリューション」があります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は204億7,200万円(前年同期比98.3%)と減少しましたが、受注高は214億7,700万円(前年同期比100.7%)と増加しました。利益面では、営業利益6億7,400万円(前年同期比79.4%)、経常利益7億1,000万円(前年同期比79.4%)、親会社株主に帰属する中間純利益4億4,100万円(前年同期比77.5%)と減少しました。ハードウェア販売の抑制により売上高は減少しましたが、モダナイゼーション案件の受注やストックビジネスの伸長により受注高は増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末より2億2,500万円増加し、270億6,600万円となりました。主な要因は、投資有価証券が6億7,100万円、のれんが3億1,300万円増加し、現金及び預金が11億2,800万円減少したことです。負債は1億1,300万円減少し140億600万円、純資産は3億3,900万円増加し130億5,900万円となりました。自己資本比率は48.2%と前期末比1.0ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5億2,100万円の収入(前年同期は3億6,100万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5億9,600万円の支出(前年同期は2,900万円の支出)となり、主に連結子会社の取得による支出4億100万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは10億5,300万円の支出(前年同期は4億3,000万円の支出)となり、主に短期借入金の返済4億7,000万円と配当金の支払4億200万円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高430億円(前期比0.7%増)、営業利益24億5,000万円(同1.6%増)、経常利益25億1,000万円(同0.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億5,000万円(同2.0%減)を見込んでいます。当中間期の業績は概ね計画通りであり、下期も想定通りに推移する見込みです。引き続き重点ソリューションを中心とした収益性の高いソフトウェアソリューションの提供やストックビジネスの拡大に努める方針です。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり18円が予定されています。2026年3月期の年間配当予想は1株当たり36円(中間配当18円、期末配当18円)となっており、前期の32円から4円の増配が予定されています。
注意事項
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