2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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タカラスタンダード株式会社の当第3四半期連結累計期間は、新築集合住宅向け販売の好調により、売上高が前年同期比2.7%増の1,843億1千600万円と過去最高を記録しました。利益面でも、営業利益が20.1%増、経常利益が19.7%増と大幅な増益となり、収益力の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
タカラスタンダード株式会社の主な事業セグメントは住宅設備関連事業です。キッチン、浴室、洗面化粧台などの住宅設備機器の製造・販売を行っています。新築市場とリフォーム市場の両方に製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,843億1千600万円（前年同期比2.7%増）と過去最高を記録しました。営業利益は128億7千600万円（同20.1%増）、経常利益は132億4千100万円（同19.7%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は90億5千200万円（同9.9%増）と大幅増益となりました。新築集合住宅向けの販売が好調だったことが主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.3%増の2,748億1千300万円となりました。主な増加は電子記録債権50億8千400万円、売掛金46億3千500万円です。負債は前連結会計年度末比2.3%増の831億4千400万円、純資産は同2.3%増の1,916億6千800万円となりました。自己資本比率は69.7%と前連結会計年度末から変動ありませんでした。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは112億8千万円の収入となりました。前年同期は115億7千300万円の支出でした。投資活動によるキャッシュ・フローは63億1千300万円の支出（前年同期は49億2千700万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは61億7千900万円の支出（前年同期は77億1千600万円の支出）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,391億円（前期比1.9%増）、営業利益145億円（同16.7%増）、経常利益147億円（同14.9%増）、親会社株主に帰属する当期純利益97億円（同2.1%増）を見込んでいます。この予想に変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当予想は1株当たり56円（中間配当28円、期末配当28円）となっています。前期実績の54円から2円の増配が予定されています。
注意事項
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