2025年11月期 第１四半期決算短信の要約
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象印マホービンの第1四半期は、国内販売が好調で売上高は3.2%増の290.32億円となりましたが、中国市場の低迷や販管費増加により利益は減少しました。営業利益は4.2%減の33.76億円、親会社株主純利益は15.0%減の22.91億円となりました。自己資本比率は77.1%と高水準を維持しています。
主な事業セグメント
象印マホービン株式会社の主な事業セグメントは、調理家電製品、リビング製品、生活家電製品です。調理家電製品には炊飯ジャーやオーブンレンジ、リビング製品にはステンレスボトル、生活家電製品には加湿器や空気清浄機などが含まれます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は290.32億円(前年同期比3.2%増)となりました。国内売上高は182.42億円(同16.5%増)と好調でしたが、海外売上高は107.9億円(同13.6%減)と減少しました。営業利益は33.76億円(同4.2%減)、経常利益は35.04億円(同11.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22.91億円(同15.0%減)となりました。国内販売は好調でしたが、中国市場の低迷や販管費の増加が減益要因となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.5%増の1,153.08億円となりました。流動資産が5.71億円増加し、固定資産が3,300万円減少しました。負債は前期末比7.5%減の254.12億円となり、純資産は前期末比3.0%増の898.96億円となりました。自己資本比率は1.8ポイント上昇し77.1%となり、財務基盤は引き続き安定しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は5.28億円(前年同期5.25億円)となっています。現金及び預金は前期末比7.1%増の361.22億円となり、手元流動性は高い水準を維持しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の連結業績予想は、売上高895億円(前期比2.6%増)、営業利益57.5億円(同3.4%減)、経常利益64.5億円(同12.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益42.5億円(同34.2%減)を見込んでいます。第1四半期の実績を踏まえても、この予想は据え置かれています。
株主還元
2025年11月期の年間配当金は1株当たり40円(中間20円、期末20円)を予定しています。前期の年間配当金40円(中間17円、期末23円)と同額ですが、中間配当を3円増額し、期末配当を3円減額する予定です。
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