2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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光村印刷株式会社の第3四半期業績は、売上高が微増の112億4,200万円となりましたが、営業損失1億4,100万円、経常損失800万円と利益面で悪化しました。印刷事業での自治体刊行物増加があった一方、産業資材・電子部品製造事業の不振が影響し、通期予想は売上高148億円、営業損失1億5,000万円を見込んでいます。
主な事業セグメント
光村印刷株式会社の主な事業セグメントは、印刷事業、産業資材・電子部品製造事業、不動産賃貸等事業です。印刷事業が主力で、産業資材・電子部品製造事業では半導体加工テープなどを製造しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高が112億4,200万円（前年同期比0.8％増）となりました。しかし、営業損失は1億4,100万円（前年同期は1,300万円の損失）、経常損失は800万円（前年同期は1億1,700万円の利益）、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億5,800万円（前年同期は4,000万円の損失）と悪化しています。印刷事業では自治体の刊行物や展覧会図録の増加がありましたが、産業資材・電子部品製造事業では水晶関連業界への売上が減少しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比7.5％減の276億9,300万円となりました。負債合計は8.0％減の99億7,200万円、純資産合計は7.5％減の177億2,000万円となっています。自己資本比率は63.3％と前期末から0.1ポイント低下しました。投資有価証券が大幅に減少し、これが総資産と純資産の減少に大きく影響しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比13.5％減少の31億6,200万円となっています。減価償却費は7億2,500万円（前年同期比12.4％増）で、設備投資や固定資産の取得による支出が増加していることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高148億円（前期比0.7％増）、営業損失1億5,000万円、経常利益0円、親会社株主に帰属する当期純利益5,000万円（前期比11.8％減）を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり50円を予定しており、前期と同額を維持する方針です。配当予想に修正はありません。
注意事項
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