2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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セブン工業株式会社の第3四半期累計期間は、売上高が微減となる中、利益面で大幅な改善を達成しました。営業利益は227.5%増の1億9,500万円、経常利益は217.5%増の2億400万円となり、四半期純利益は1億8,100万円と黒字転換しています。内装建材事業の収益改善と木構造事業の安定受注が業績回復の主因となっています。
主な事業セグメント
セブン工業株式会社の主な事業セグメントは、内装建材事業と木構造事業です。内装建材事業では店舗向け商品や非住宅物件への展開、木構造事業ではプレカット事業・パネル事業・建装事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は117億3,400万円（前年同期比0.4%減）となりました。一方、利益面では大幅な改善が見られ、営業利益は1億9,500万円（前年同期比227.5%増）、経常利益は2億400万円（同217.5%増）、四半期純利益は1億8,100万円（前年同期は7億1,400万円の純損失）となりました。内装建材事業での収益体質改善や木構造事業での安定した受注確保が寄与しています。
貸借対照表の変化
総資産は107億5,000万円（前期末比1.8%増）となり、主に売上債権等の増加によるものです。負債は44億3,800万円（同2.3%増）で、短期借入金の増加が主因です。純資産は63億1,100万円（同1.5%増）となり、四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は58.7%と0.2ポイント減少しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュ・フローは売上債権の増加により減少、投資活動によるキャッシュ・フローは有形固定資産の取得により減少、財務活動によるキャッシュ・フローは短期借入金の増加により増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想が上方修正されました。売上高は155億4,700万円（前期比1.9%増）、営業利益は2億500万円（前期比448.0%増）、経常利益は2億1,000万円（同390.0%増）、当期純利益は1億8,500万円を見込んでいます。内装建材事業の受注増加と収益体質の改善が主な要因です。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、中間配当10円、期末配当10円の年間20円で変更ありません。前期と同額の配当を維持する方針です。
注意事項
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