ヤマト　モビリティ　＆　Ｍｆｇ．(株)の決算情報

ヤマト モビリティ ＆ Mfg.株式会社の主な事業セグメントは、合成樹脂成形関連事業と物流機器関連事業です。合成樹脂成形関連事業は主力事業で、物流機器関連事業は積極的な営業活動により成長しています。

当第3四半期連結累計期間の売上高は114億8,000万円（前年同期比0.3%増）と微増となりました。利益面では、営業利益1億600万円（前年同期は3,600万円の損失）、経常利益9,400万円（前年同期は1億3,900万円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純利益6,400万円（前年同期は1億8,100万円の損失）と大幅に改善しました。合成樹脂成形関連事業は減収ながら黒字化し、物流機器関連事業は増収減益となりました。

資産合計は76億5,100万円（前期末比10.8%減）となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金が3億7,600万円減少、電子記録債権が1億9,100万円減少したことです。負債合計は59億5,300万円（同15.1%減）となり、主に支払手形及び買掛金が5億1,800万円減少、長期借入金が2億700万円減少しました。純資産合計は16億9,800万円（同8.0%増）となりました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は21億700万円（前期末比1.5%減）となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少などにより改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュ・フローは、設備投資などにより減少したと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済などにより減少したと推測されます。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高165億円（前期比7.4%増）、営業利益1億円（同111.6%増）、経常利益4,000万円（同85.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益1,000万円を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえると、売上高・利益ともに予想達成に向けて順調に推移していると考えられます。

2025年3月期の期末配当予想は未定となっています。前期は無配でしたが、業績の回復傾向を踏まえ、今後の配当方針に注目が集まります。