2025年11月期 第1四半期決算短信の要約
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株式会社ノダの2025年11月期第1四半期は、住宅需要低迷や原材料価格上昇の影響を受け、売上高158.64億円(前年同期比3.1％減)、営業損失8,300万円を計上しました。通期では増収増益を予想していますが、業績回復が課題となっています。年間配当は前期比6.5円減の36円を予定しています。
主な事業セグメント
株式会社ノダは、木質建材事業と合板事業を主な事業セグメントとしています。木質建材事業では内装建材シリーズ「カナエル」などの建材製品を展開し、合板事業では国産・輸入合板の製造販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高158.64億円(前年同期比3.1％減)、営業損失8,300万円(前年同期は5.23億円の利益)、経常損失1.39億円(前年同期は5.47億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失2.01億円(前年同期は2.45億円の利益)となりました。長引く住宅需要の低迷による販売量の伸び悩みや、原材料・副資材価格、物流費、電力料などの上昇が影響し、収益性が著しく低下しています。
貸借対照表の変化
総資産は717.27億円(前期末比24.54億円減)となりました。主な変動は、現金及び預金の12.76億円減少、受取手形、売掛金及び契約資産の16.55億円減少、製品の7.01億円増加、有形固定資産の5.15億円増加、投資有価証券の7.78億円減少です。負債は335.18億円(前期末比17.41億円減)、純資産は382.09億円(前期末比7.12億円減)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、売上債権の減少や仕入債務の減少が見られます。投資活動では有形固定資産の取得による支出が推測されます。財務活動では短期借入金の7.94億円増加、長期借入金の16.29億円増加が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の連結業績予想は、売上高679億円(前期比1.3％増)、営業利益6億円(前期比34.9％増)、経常利益8億円(前期比18.5％増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億円を見込んでいます。前期と比較して増収増益を予想していますが、当第1四半期の実績を踏まえると、今後の業績回復が課題となっています。
株主還元
2025年11月期の配当予想は、中間配当18円、期末配当18円の年間36円となっています。前期の年間配当42.5円から減配が予定されています。
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