竹田ｉＰホールディングス(株)の決算情報

竹田ｉＰホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、情報コミュニケーション、ソリューションセールス、半導体関連マスク、不動産賃貸の4つです。情報コミュニケーションでは印刷やロジスティクス、ソリューションセールスでは印刷機械・資材の販売、半導体関連マスクでは電子部品用マスクの製造販売を行っています。

当連結会計年度の売上高は341億9,800万円（前期比8.0％増）、営業利益13億7,500万円（同67.8％増）、経常利益14億7,800万円（同58.6％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は12億4,800万円（同46.7％増）となりました。海外売上高は34億1,600万円（同16.9％増）で、海外売上比率は10.0％に上昇しています。中期経営計画の初年度目標を達成し、2年目の目標も1年前倒しで達成しました。

資産合計は前期末比0円減の314億8,800万円となりました。負債合計は前期末比9億5,800万円減の131億4,300万円、純資産合計は前期末比9億5,800万円増の183億4,500万円となりました。自己資本比率は57.8％に上昇しています。主な変動として、現金及び預金が増加した一方、受取手形及び売掛金、投資有価証券が減少しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは28億1,600万円の収入（前期は12億4,900万円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは14億7,400万円の支出（前期は6億2,700万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは9億2,100万円の支出（前期は6億円の支出）となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比4億7,000万円増加し、64億8,600万円となりました。

2026年3月期の連結業績予想は、売上高345億円（前期比0.9％増）、営業利益14億5,000万円（同5.4％増）、経常利益15億5,000万円（同4.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益10億円（同19.9％減）を見込んでいます。中期経営計画2年目となる2026年3月期は、さらなる企業価値向上を目指し、計画実現に向けた取り組みを加速させる予定です。

当期の年間配当金は1株につき37円（中間配当10円、期末配当27円）となりました。次期（2026年3月期）は、1株につき中間配当金14円、期末配当金23円とし、年間37円（下限配当を33円に設定）、連結配当性向31.0％を予定しています。株主還元の強化を重点施策の一つと位置づけ、より高水準の配当を目指す方針を示しています。