2025年3月期決算短信の要約
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株式会社平賀の2025年3月期決算は、売上高97億9,200万円（前期比1.6％減）、営業利益3億6,500万円（同26.1％減）と減収減益となりました。しかし、次年度に向けた新規大型受注の獲得や、デジタル技術を活用した新サービスの展開など、将来の成長に向けた取り組みが進められています。
主な事業セグメント
株式会社平賀は、小売業界向けの販促業務を主な事業としています。印刷業務や販促企画、デジタル技術を活用した店舗分析やプロモーション提案などのサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の業績は、売上高が97億9,200万円（前期比1.6％減）、営業利益が3億6,500万円（同26.1％減）、経常利益が4億3,700万円（同22.5％減）、当期純利益が3億1,100万円（同44.8％減）となりました。一部既存顧客の新店改装計画縮小による受注減や、新規受注の事前コスト発生、人事施策による販管費増加などが減益要因となりました。一方で、次年度に計上予定の新規大型受注の獲得に成功しています。
貸借対照表の変化
資産合計は72億円（前期比9.8％減）、負債合計は30億5,700万円（同20.5％減）、純資産合計は41億4,200万円（同0.1％増）となりました。主な変動として、流動資産が4億4,700万円減少し、固定資産が3億3,600万円減少しました。また、流動負債が7億3,800万円減少し、固定負債が5,000万円減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5億4,800万円の収入（前期比8.6％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5億3,200万円の支出（同55.3％増）となり、主に有形及び無形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2億500万円の支出（同63.1％増）となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は22億5,600万円（前期末比7.8％減）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、売上高104億円（前期比6.2％増）、営業利益4億円（同9.5％増）、経常利益4億7,000万円（同7.3％増）、当期純利益3億3,000万円（同5.8％増）を見込んでいます。小売に特化したコンサルティングや顧客へのコスト改善提案により売上高は伸長する見通しですが、人的投資や業務改革に繋がる設備投資を継続するため、利益は前年同水準を予想しています。
株主還元
当期の配当金は1株当たり40円（前期と同額）、配当金総額は1億1,400万円となりました。次期の配当予想も1株当たり40円を予定しています。
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