令和７年３月期 決算短信の要約
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カワセコンピュータサプライ株式会社の当期業績は、売上高28.31億円(前期比9.2%増)、経常利益1.09億円と大幅に改善しました。ビジネスフォーム事業、情報処理事業ともに増収増益となり、社会経済活動の持ち直しや新規案件獲得が寄与しています。自己資本比率も69.8%に改善し、財務体質が強化されています。
主な事業セグメント
カワセコンピュータサプライ株式会社の主な事業セグメントは、ビジネスフォーム事業と情報処理事業です。ビジネスフォーム事業では帳票の一貫生産を行い、情報処理事業ではデータ処理からプリント、封入封緘までのアウトソーシング受託を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の売上高は28.31億円(前期比9.2%増)、経常利益1.09億円(前期は1,500万円の損失)、当期純利益1億円(前期は1.12億円の損失)となりました。ビジネスフォーム事業の売上高は15.89億円(前期比5.8%増)、情報処理事業は12.42億円(前期比13.8%増)と、両事業とも増収増益となりました。社会経済活動の持ち直しや新規案件獲得が寄与し、業績が大幅に改善しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.8%減の34.21億円となりました。主な変動は、売掛金の6,100万円増加、現金及び預金の3,700万円減少です。負債は前期末比11.1%減の10.31億円となり、主にリース債務が8,600万円減少しました。純資産は前期末比4.4%増の23.89億円となり、自己資本比率は69.8%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.2億円の収入(前期は1.66億円の収入)となりました。主な要因は税引前当期純利益1.08億円、減価償却費1.01億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2,800万円の支出(前期は3.85億円の支出)となり、財務活動によるキャッシュ・フローは1.29億円の支出(前期は1.34億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の業績予想は、売上高27.5億円(前期比2.9%減)、営業利益2,000万円(前期比74.7%減)、経常利益4,000万円(前期比63.3%減)、当期純利益3,000万円(前期比70.0%減)を見込んでいます。当期の大型スポット案件が見込めないことや、雇用環境改善やセキュリティ対策投資などにより減収減益を予想しています。
株主還元
当期の期末配当金は1株当たり5円(普通配当3円、創業70期記念配当2円)となり、配当金総額は2,300万円、配当性向は23.4%となりました。次期の配当予想は未定となっています。
注意事項
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