2025年２月期 決算短信の要約
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ゴルフシャフト製造販売を主力とする当社は、自社ブランドシャフトの受注拡大や原価率抑制により、売上高30.74億円（前期比15.9%増）、営業利益5.34億円（前期比250.5%増）と大幅な増収増益を達成しました。しかし、次期は厳しい環境を予想し減収減益を見込んでいます。
主な事業セグメント
スポーツ用品関係の専門メーカーとして、ゴルフシャフト等製造販売及びゴルフクラブ組立加工事業を行っています。主力製品はゴルフシャフトで、国内外で販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の業績は、売上高30.74億円（前期比15.9%増）、営業利益5.34億円(前期比250.5%増)、経常利益5.58億円(前期比135.9%増)、当期純利益3.76億円(前期比115.1%増)となりました。自社ブランドシャフトの受注量拡充、操業度の平準化による原価率上昇の抑止、経費節減、為替相場の変動等により増収増益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期比12.2%増の67.83億円となりました。主な要因は、工場建設に伴う建設仮勘定が4.24億円、現金及び預金が3.37億円増加したことです。負債は前期比50.8%増の17.4億円、純資産は前期比3.1%増の50.42億円となりました。自己資本比率は74.3%と前期比6.6ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.59億円の収入（前期比169.8%増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.53億円の支出（前期比358.5%増）で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.36億円の収入（前期は3.77億円の支出）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
翌事業年度の業績予想は、売上高27.66億円（前期比10.0％減）、営業利益3.07億円（前期比42.4％減）、経常利益3.05億円（前期比45.3％減）、当期純利益2.05億円（前期比45.4％減）を見込んでいます。国内外の不確定要素が多く、厳しい環境が予想されています。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり30円（中間配当15円、期末配当15円）となりました。次期以降は、普通配当30円をベースとし、業績に応じて特別配当を加算する方針です。配当性向40％を目安としています。
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