2026年３月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社アールシーコアの2026年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比18.7%増の25.39億円となりましたが、売上総利益率の低下と販管費の増加により1.86億円の営業損失を計上しました。全セグメントで増収となりましたが、収益性の改善が課題となっています。今後は新商品開発や非住宅事業の拡大など、事業構造の転換を図り、持続可能な成長を目指す方針です。
主な事業セグメント
株式会社アールシーコアは、BESS企画型住宅等の提供を主要事業とする直販部門、販社部門、BP社の3つのセグメントで構成されています。直販部門は東京・神奈川・千葉圏を中心に、販社部門は全国の地区販社に対してBESSブランドと販売システム等を提供し、BP社は9拠点のBESS LOGWAYを運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は25.39億円（前年同期比18.7%増）となりました。しかし、売上総利益率の低下と販管費の増加により、1.86億円の営業損失（前年同期は2.56億円の損失）を計上しました。経常損失は1.4億円（同2.54億円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失は1.43億円（同2.75億円の損失）となりました。セグメント別では、直販部門の売上高が7.97億円（同10.8%増）、販社部門が11.15億円（同15.8%増）、BP社が10.96億円（同33.6%増）となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比5.82億円減少の59.03億円となりました。主な要因は現金及び預金の1.76億円減少、売掛金及び完成工事未収入金の1.55億円減少です。負債は同4.49億円減少の36.39億円となり、主に買掛金及び工事未払金の1.6億円減少、その他流動負債の2.1億円減少によるものです。純資産は同1.32億円減少の22.64億円となり、主に利益剰余金の1.43億円減少によるものです。自己資本比率は38.4%となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は639.4万円（前年同期は1,506.5万円）となっています。現金及び預金の減少額1.76億円から、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスであったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高123.5億円（前期比12.4%増）、営業利益3,000万円、経常利益3,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,000万円を見込んでいます。この予想は2025年5月15日に公表した数値から変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な情報は記載されていません。2026年3月期の配当予想は、第2四半期末0円、期末0円、年間合計0円となっています。
注意事項
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