2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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パラマウントベッドホールディングスの第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.8%増の750億6,900万円となりました。介護事業が7.9%増と好調でしたが、利益面では人件費増加や投資的費用の影響で減益となり、営業利益は15.3%減の72億1,400万円となりました。通期予想は据え置かれ、年間配当は前期比32円増の97円を予定しています。
主な事業セグメント
パラマウントベッドホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、医療事業、介護事業、健康事業です。医療事業では病院向けベッド・備品等を提供し、介護事業では介護施設・在宅介護向け製品を展開しています。健康事業も展開していますが、規模は小さいです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2.8%増の750億6,900万円となりました。介護事業が7.9%増と好調でしたが、医療事業は2.2%減、健康事業は24.6%減となりました。利益面では、人件費増加や投資的費用計上により、営業利益は15.3%減の72億1,400万円、経常利益は20.5%減の75億5,300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は10.7%減の58億7,000万円となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比1.1%減の1,781億1,400万円となりました。主な要因は受取手形及び売掛金、有価証券の減少です。負債は前期末比3.2%減の425億7,900万円となり、未払法人税等、賞与引当金が減少しました。純資産は前期末比0.4%減の1,355億3,400万円となり、自己資本比率は0.5ポイント増加し76.1%となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、減価償却費は前年同期の71億1,900万円から81億5,000万円に増加しています。また、のれんの償却額が8,400万円新たに計上されています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高1,080億円(前期比1.9%増)、営業利益130億円(同5.9%減)、経常利益125億円(同21.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益85億円(同20.0%減)を見込んでいます。為替動向の不透明感を考慮し、前回発表の予想を据え置いています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は97円00銭で、前期実績の65円00銭から32円00銭の増配を予定しています。第2四半期末に48円00銭の配当を実施し、期末配当は49円00銭を予定しています。
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