2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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再生医療製品事業の売上は増加したものの、再生医療受託事業の減収により全体の売上高は減少しました。損失が拡大し、通期業績予想も下方修正されています。一方で、新規パイプラインの開発や海外展開の準備など、将来の成長に向けた取り組みも進められています。自己資本比率は高水準を維持しており、財務基盤は安定しています。
主な事業セグメント
株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングは、再生医療製品事業、再生医療受託事業、研究開発支援事業を展開しています。主な製品には自家培養表皮ジェイス、自家培養軟骨ジャック、自家培養角膜上皮ネピック、自家培養口腔粘膜上皮オキュラル、メラノサイト含有自家培養表皮ジャスミンなどがあります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は17.06億円（前年同期比4.4%減）となりました。再生医療製品事業の売上が8.5%増加した一方、再生医療受託事業の売上が24.8%減少しました。営業損失は3.31億円（前年同期は5,100万円の損失）、経常損失は3.3億円（前年同期は5,000万円の損失）、四半期純損失は3.5億円（前年同期は5,300万円の損失）と、損失が拡大しています。
貸借対照表の変化
総資産は64.48億円（前期末比7.7%減）となりました。主な要因は現金及び預金ならびに売上債権の減少です。負債は7.17億円（同21.0%減）となり、主に賞与引当金が減少しました。純資産は57.3億円（同5.8%減）となり、自己資本比率は88.9%（前期末87.0%）に上昇しました。
キャッシュフローの変化
四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比1.95億円減少し40.7億円となっています。また、減価償却費は1.18億円（前年同期1.01億円）と増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の業績予想を修正しました。売上高25億円（前期比0.6%減）、営業損失2億円、経常損失2.02億円、当期純損失2.23億円を見込んでいます。前回予想からの下方修正となっており、詳細は別途公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照するよう案内されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年3月期の期末配当予想は0円となっています。
注意事項
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