2026年3月期 決算短信の要約
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SCREENホールディングスの2026年3月期は、半導体業界の投資減速を受け減収減益となりましたが、自己資本比率の上昇やネットキャッシュの増加など財務体質は一段と強化されました。2027年3月期は半導体業界の投資回復を見込み、大幅な増収増益を予想しています。配当は増配を計画しており、株主還元にも積極的な姿勢を示しています。
主な事業セグメント
SCREENホールディングスの主な事業セグメントは、半導体製造装置事業(SPE)、グラフィックアーツ機器事業(GA)、ディスプレー製造装置および成膜装置事業(FT)、プリント基板関連機器事業(PE)の4つです。SPEが売上高の約80%を占める主力事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年3月期の連結業績は、売上高が6,057.48億円(前期比3.1%減)、営業利益が1,225.22億円(同9.7%減)、経常利益が1,243.23億円(同10.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が920.03億円(同7.5%減)となりました。主力のSPE事業で売上が減少し、固定費増加の影響もあり減収減益となりました。一方、FT事業は大幅増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
総資産は7,224.21億円(前期末比7.6%増)、純資産は4,866.84億円(同15.7%増)となりました。自己資本比率は67.4%(前期末比4.7ポイント増)に上昇し、財務体質が一段と強化されています。有利子負債は60.93億円(同33.5%増)となりましたが、ネットキャッシュは2,212.77億円(同13.0%増)と潤沢な手元資金を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは927.07億円の収入(前期は712.34億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは297.08億円の支出(前期は217.72億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは401.99億円の支出(前期は464.66億円の支出)となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は2,257.34億円(前期末比272.55億円増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期の連結業績予想は、売上高7,250億円(前期比19.7%増)、営業利益1,500億円(同22.4%増)、経常利益1,500億円(同20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,100億円(同19.6%増)と、増収増益を見込んでいます。主力のSPE事業を中心に、半導体業界の投資拡大を背景とした業績回復を予想しています。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり293円(中間配当123円、期末配当170円)を予定しています。2027年3月期は株式分割後ベースで年間175円(中間配当60円、期末配当115円)を予想しており、株式分割前ベースでは年間350円と増配を計画しています。配当性向は30.1%を維持する方針です。
注意事項
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