2025年１月期 決算短信の要約
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株式会社ダブルエーの2025年1月期は、売上高228億円(前期比7.2%増)と増収を達成しましたが、円安や人件費上昇の影響で営業利益16.7億円(同5.2%減)、当期純利益9.96億円(同14.3%減)と減益となりました。次期は大幅な増収増益を予想し、業績回復への期待が高まっています。
主な事業セグメント
株式会社ダブルエーは、婦人靴の企画・販売事業を主力とし、婦人服の企画・販売事業も展開しています。スニーカーを中心としたカジュアル志向の靴や機能性重視の靴の需要拡大に対応しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年1月期の連結業績は、売上高が228億円(前期比7.2%増)となりました。しかし、円安による仕入原価高騰や人件費上昇、香港子会社の業績低迷により、営業利益は16.7億円(同5.2%減)、経常利益は15.87億円(同6.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9.96億円(同14.3%減)と減益となりました。売上高は増加したものの、利益面では厳しい結果となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比6.1%増の131.34億円となりました。主な増加要因は、受取手形及び売掛金の4.97億円増、棚卸資産の1.69億円増です。負債は前期末比2.2%減の23.85億円、純資産は前期末比8.2%増の107.49億円となりました。自己資本比率は81.8%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9.18億円の獲得(前期比51.8%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6.53億円の使用(同52.4%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは6.24億円の使用(同41.3%増)となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比11.7%減の25.29億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年1月期の連結業績予想は、売上高265.27億円(前期比16.3%増)、営業利益24.84億円(同48.7%増)、経常利益24.83億円(同56.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益14.77億円(同48.2%増)と、増収増益を見込んでいます。前期の減益から一転して大幅な増益を予想しており、業績回復への期待が示されています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は、普通配当12円に株式上場5周年記念配当10円を加えた22円となり、前期の8.75円から大幅増配となりました。次期の配当予想は1株当たり17円(中間8.5円、期末8.5円)で、連結配当性向は22.0%を予定しています。
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