2025年１月期 決算短信の要約
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株式会社あさくまの2025年1月期決算は、売上高83.5億円（前期比43.8%増）、営業利益1.79億円（同9.1%増）と増収増益を達成しました。サラダバーの充実や高単価メニューの導入が奏功し、既存店の来店客数が回復。自己資本比率も70.5%に改善し、財務基盤が強化されています。2026年1月期はさらなる増収増益を見込んでおり、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社あさくまは、飲食事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に"ステーキのあさくま"業態を中心とした飲食店チェーンを運営しており、2025年1月31日時点で直営店70店舗とFC店4店舗の計74店舗を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年1月期の業績は、売上高83.5億円、営業利益1.79億円、経常利益1.84億円、当期純利益5.67億円となりました。前年度と比較すると、売上高は43.8%増加し、営業利益は9.1%増加しています。特筆すべき点として、サラダバーの充実や高単価メニューの導入により、既存店の来店客数が2019年比で100%を超え、"ステーキのあさくま"業態全店で25カ月連続二桁増収を達成しました。
貸借対照表の変化
総資産は前年度末比19.6%増の43.55億円となりました。主な変動として、繰延税金資産が4.47億円増加し、現金及び預金が3,700万円増加しました。負債は前年度末比12.7%増の12.84億円となり、買掛金が8,400万円増加しました。純資産は前年度末比22.7%増の30.7億円となり、自己資本比率は70.5%（前期68.7%）に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.14億円の収入となりました。主な要因は税引前当期純利益1.09億円、減価償却費1.11億円、減損損失8,000万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは2.87億円の支出となり、主に有形固定資産の取得による支出2.8億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは200万円の収入となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年1月期の業績予想は、売上高100.1億円（前期比19.9%増）、営業利益5億円（同178.6%増）、経常利益5.01億円（同171.3%増）、当期純利益2.87億円（同49.3%減）を見込んでいます。売上高と利益の大幅な増加が予想される一方、当期純利益の減少は特殊要因の影響と考えられます。
株主還元
2025年1月期の配当金は0円となっており、2026年1月期の配当予想も0円となっています。現時点では株主還元よりも事業拡大や財務体質の強化に注力していると考えられます。
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