2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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オーウエル株式会社の第3四半期決算では、売上高が3.4％減の514.95億円となる一方、経常利益は4.2％増の10.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.8％増の7.78億円と増益を達成しました。自動車業界の生産減少の影響を受けつつも、利益面では改善が見られ、通期では増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
オーウエル株式会社の主な事業セグメントは、コーティング関連事業とエレクトロニクス関連事業です。コーティング関連事業では塗膜形成力を核とした機能拡大を図り、エレクトロニクス関連事業では機能の付与・拡大に取り組んでいます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が514.95億円(前年同期比3.4％減)、営業利益は7.92億円(同2.7％減)となりました。一方、経常利益は10.92億円(同4.2％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7.78億円(同13.8％増)と増益となりました。主要顧客である自動車業界の国内生産台数減少が影響し、両セグメントとも減収となりましたが、利益面では改善が見られました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は471.41億円(前期末比2.7％減)となりました。流動資産は305.92億円(同3.0％減)、固定資産は165.49億円(同2.0％減)となっています。負債合計は260.57億円(同5.0％減)、純資産は210.83億円(同0.4％増)となり、自己資本比率は44.4％(前期末43.1％)に改善しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、注記によると減価償却費は2.47億円(前年同期2.07億円)、のれんの償却額は400万円(前年同期400万円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高720億円(前期比1.3％増)、営業利益11.5億円(同23.6％増)、経常利益13.5億円(同11.3％増)、親会社株主に帰属する当期純利益14億円(同8.3％減)を見込んでいます。直近に公表された業績予想からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は35円00銭で、前期実績の42円00銭から減配となる見込みです。前期の期末配当金には記念配当10円00銭が含まれていたことが影響しています。
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