2025年９月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ダイイチの2025年9月期中間決算は、新規出店効果により売上高が285億7,500万円（前年同期比9.8％増）と増収となりました。しかし、出店に伴う経費負担増により、営業利益は7億6,900万円（同33.5％減）、中間純利益は5億5,400万円（同30.6％減）と減益となりました。通期予想に変更はなく、年間配当は前期比6円増配の36円を予定しています。
主な事業セグメント
株式会社ダイイチは、食料品主体のスーパーマーケット事業及びこれらの付帯業務を展開しています。帯広ブロック10店舗、旭川ブロック7店舗、札幌ブロック9店舗の計26店舗を運営しており、地域密着型の経営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の売上高は285億7,500万円（前年同期比9.8％増）と増収となりました。これは主に新規出店効果によるものです。一方、新規出店に伴う経費負担が集中したため、営業利益は7億6,900万円（同33.5％減）、経常利益は7億6,200万円（同34.4％減）、中間純利益は5億5,400万円（同30.6％減）と減益となりました。売上総利益率は25.5%（前年同期比0.2ポイント減）、販管費率は23.9%（同1.6ポイント増）となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は277億6,100万円（前期末比6.0%増）となりました。主な増加要因は、売掛金の増加4億5,500万円（48.6%増）、建物の増加5億100万円（8.7%増）、リース資産の増加6億1,100万円です。負債合計は107億700万円（前期末比14.5%増）となり、主な増加要因は買掛金の増加6億7,600万円（21.6%増）、資産除去債務の増加1億2,200万円（8.1%増）、長期リース債務の増加6億9,700万円です。純資産は170億5,400万円（前期末比1.2%増）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比3億3,000万円減少（4.2%減）しています。一方で、売掛金の増加や商品及び製品の増加、有形固定資産の増加などから、営業活動や投資活動によるキャッシュフローの変化が推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期業績予想に変更はありません。売上高585億円（前期比12.9%増）、営業利益16億5,000万円（同13.8%減）、経常利益16億5,000万円（同15.7%減）、当期純利益12億円（同15.8%減）を見込んでいます。当中間会計期間の実績は、売上高で通期予想の48.8%、利益面では46%程度の進捗となっています。
株主還元
2025年9月期の配当予想は、中間配当18円、期末配当18円の年間36円となっています。前期の年間配当30円から6円の増配を予定しています。
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