2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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白銅株式会社の2025年3月期第3四半期は、半導体製造装置業界向け販売増加により増収増益となりました。売上高501億5千300万円（前年同期比16.8%増）、営業利益22億900万円（同17.2%増）を達成し、通期予想に変更はありません。自己資本比率は49.3%に低下しましたが、年間配当金は85円へ増配予定です。
主な事業セグメント
白銅株式会社は、金属製品の販売を主な事業としています。主要セグメントは日本、北米、中国で、その他にタイでも事業を展開しています。半導体製造装置業界向けの販売が重要な位置を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は501億5千300万円（前年同期比16.8%増）、営業利益は22億900万円（同17.2%増）、経常利益は23億3千500万円（同6.1%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億5千600万円（同2.9%増）となりました。半導体製造装置業界向けの販売量増加や商品単価上昇が増収の主因です。棚卸資産影響額を除いた営業利益は18億9千万円（同3.4%増）でした。
貸借対照表の変化
総資産は469億5千900万円（前期末比11.8%増）となりました。流動資産は371億8千300万円（同15.7%増）で、主に商品及び製品、電子記録債権、受取手形及び売掛金が増加しました。固定資産は97億7千600万円（同1.1%減）でした。負債は238億1千万円（同22.2%増）、純資産は231億4千800万円（同3.0%増）となり、自己資本比率は49.3%（前期末53.5%）に低下しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な記載はありませんが、現金及び預金は58億4千400万円（前期末比2.5%増）となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権や棚卸資産の増加により減少した一方、仕入債務の増加により増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高641億円（前期比12.0%増）、営業利益30億6千万円（同21.3%増）、経常利益32億円（同12.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益21億4千万円（同11.7%増）を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、業績予想に変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり85円（前期実績80円）となっています。第2四半期末に49円の配当を実施し、期末配当予想は36円です。
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