2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社オーハシテクニカの第3四半期決算は、売上高302.25億円(前年同期比4.2％増)、営業利益14.21億円(同23.8％増)と増収増益となりました。米州事業が好調で、全体の業績を牽引しています。通期予想も上方修正され、増配も予定されており、堅調な業績が続いています。
主な事業セグメント
株式会社オーハシテクニカは、自動車業界向けに事業を展開しています。主な事業セグメントは日本、米州、中国、アセアン、欧州、台湾であり、自動車部品の製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は302.25億円(前年同期比4.2％増)、営業利益は14.21億円(同23.8％増)、経常利益は18.15億円(同28.9％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12.34億円(同110.7％増)となりました。日本と北米での新規受注品の売上寄与や円安効果がありましたが、中国での減産影響が続きました。米州セグメントが好調で、売上高は20.9％増、セグメント利益は58.3％増となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.77億円増の470.99億円となりました。主に商品及び製品、有形固定資産が増加しました。負債は5,100万円減の92.1億円、純資産は6.28億円増の378.88億円となりました。自己資本比率は79.4％と前期末比0.3ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の6.57億円から7.11億円に増加しています。これは設備投資の増加を示唆しており、将来の成長に向けた投資が行われていると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高398億円(前期比1.5％増)、営業利益17.2億円(同4.8％増)、経常利益23億円(同15.4％増)、親会社株主に帰属する当期純利益15.2億円(同51.0％増)に修正されました。第3四半期までの業績と今後の見通しを踏まえ、上方修正されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、通期の1株当たり配当金予想は68円とされています。これは前期の60円から8円の増配となります。
注意事項
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