2025年2月期決算短信の要約
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株式会社テイツーの2025年2月期連結業績は、売上高が364億7,700万円(前年同期比3.6%増)と増収となりましたが、営業利益9億1,100万円(同31.6%減)、経常利益9億1,900万円(同35.4%減)と減益となりました。新規出店や事業拡大による売上増加があった一方で、コスト増加が利益を圧迫した結果となっています。
主な事業セグメント
株式会社テイツーは、「古本市場」「ふるいち」「トレカパーク」を中心とした多様な業態の店舗運営に加えてECサイト運営を行っています。書籍、家庭用ゲームソフト・ハード、トレーディングカード、ホビー、スマートフォン、衣料・服飾品等の販売・買取を主な事業としています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年2月期の連結業績は、売上高が364億7,700万円(前年同期比3.6%増)となりました。一方で、営業利益は9億1,100万円(同31.6%減)、経常利益は9億1,900万円(同35.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億100万円(同11.8%減)と減益となりました。売上高は増加したものの、利益面では前年を下回る結果となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比9億7,100万円増の133億8,000万円となりました。主な要因は、建設仮勘定の増加5億7,700万円、投資有価証券の増加3億1,700万円です。負債合計は前期末比6億3,100万円増の72億3,300万円となりました。主な要因は、買掛金の増加4億6,000万円、短期借入金の増加7億円です。純資産合計は前期末比3億3,900万円増の61億4,700万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは14億6,200万円の収入となり、前期比約7倍に増加しました。主な要因は税金等調整前当期純利益7億5,900万円、仕入債務の増加額4億7,000万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは14億3,600万円の支出となり、前期比約2.4倍に増加しました。主な要因は有形固定資産の取得による支出9億9,500万円です。財務活動によるキャッシュ・フローは1,500万円の収入となり、前期の7億7,800万円の収入から大幅に減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高400億円(前期比9.7%増)、営業利益11億円(同20.6%増)、経常利益11億円(同19.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億円(同39.6%増)を見込んでいます。売上高、利益ともに増加を予想しており、特に純利益の大幅な回復を見込んでいます。
株主還元
2025年2月期の期末配当金は1株当たり4円(配当金総額2億5,600万円)となりました。2026年2月期も1株当たり4円の期末配当を予定しています。配当性向は2025年2月期が50.4%、2026年2月期予想は未定となっています。
注意事項
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