(株)エスケイジャパンの決算情報

株式会社エスケイジャパンの主な事業セグメントは、キャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業です。キャラクターエンタテインメント事業はアミューズメント施設向け商品が中心で、キャラクター・ファンシー事業はファンシーグッズの専門店・量販店向け販売が主な事業内容となっています。

当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高34.92億円（前年同期比24.2％増）、営業利益4.12億円（同41.2％増）、経常利益3.95億円（同27.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益2.82億円（同26.9％増）と、売上・利益ともに前年同期実績を大きく上回りました。キャラクターエンタテインメント事業が好調で、売上高27.49億円（同40.3％増）、営業利益3.78億円（同73.4％増）と大幅増収増益となりました。一方、キャラクター・ファンシー事業は売上高7.42億円（同12.8％減）、営業利益3,400万円（同54.0％減）と減収減益となっています。

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比3.08億円増の70.81億円となりました。主な増加要因は商品の増加4.03億円です。負債は1.61億円増の13.57億円となり、主に買掛金の増加2.12億円によるものです。純資産は1.47億円増の57.24億円となり、主に利益剰余金の増加1.4億円によるものです。自己資本比率は80.8％と高水準を維持しています。

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末比2.44億円減少しています。これは主に商品の増加や買掛金の増加などの運転資金の変動によるものと推測されます。

令和8年2月期の連結業績予想は、売上高136億円（前期比2.5％増）、営業利益13億円（同5.8％増）、経常利益13億円（同3.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益9.1億円（同2.1％減）と増収増益を見込んでいます。第1四半期の実績は好調でしたが、通期予想は据え置かれています。

令和8年2月期の配当予想は、中間配当15円、期末配当16円の年間31円となっています。前期実績は年間27円（うち5円は35周年記念配当）でしたので、実質的な増配となる見込みです。