2025年４月期 決算短信の要約
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株式会社梅の花グループの2025年4月期決算は、水道光熱費や修繕費の増加により減収減益となりました。売上高294億4,000万円(前期比98.7%)、営業利益5億5,000万円(同67.2%)、親会社株主に帰属する当期純損失3億8,300万円を計上。自己資本比率は8.0%に低下しましたが、2026年4月期は増収増益を見込んでおり、業績回復に期待がかかります。
主な事業セグメント
株式会社梅の花グループは、外食事業、テイクアウト事業、外販事業を主な事業セグメントとしています。外食事業では「湯葉と豆腐の店 梅の花」などの店舗を運営し、テイクアウト事業では古市庵と梅の花のテイクアウト店を展開、外販事業では自社ブランド商品の販売と水産加工品の製造販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年4月期の連結業績は、売上高が294億4,000万円(前期比98.7%)、営業利益5億5,000万円(同67.2%)、経常利益3億8,800万円(同52.6%)と減収減益となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は3億8,300万円(前期は10億2,000万円の純利益)を計上しました。水道光熱費と修繕等の一時費用増加が主な要因です。外食事業の売上高は168億9,900万円(前期比99.4%)、テイクアウト事業は103億5,300万円(同98.2%)と微減でした。
貸借対照表の変化
資産合計は229億5,100万円(前期末比20億8,400万円減)となりました。主に現金及び預金が6億8,400万円、有形固定資産が5億9,600万円、投資有価証券が7億2,000万円減少したことによります。負債合計は211億2,500万円(同6億3,300万円減)、純資産合計は18億2,600万円(同14億5,100万円減)となりました。自己資本比率は8.0%(前期末13.0%)に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7億2,500万円の収入(前期比3,400万円増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億7,600万円の支出(同5億4,300万円増)、財務活動によるキャッシュ・フローは10億200万円の支出(同6,700万円増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は19億8,600万円(前期末比9億5,300万円減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年4月期の連結業績予想は、売上高297億1,300万円(前期比100.9%)、営業利益7億7,800万円(同141.4%)、経常利益5億3,800万円(同138.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益4億8,500万円を見込んでいます。経済活動の正常化や訪日外国人の増加による顧客来店の回復傾向を背景に、増収増益を予想しています。
株主還元
2025年4月期の期末配当金は1株当たり5円を予定しています。2026年4月期も同様に1株当たり5円の期末配当を予想しています。また、A種優先株式については定款等の定めに従った配当を予定しています。
注意事項
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