2025年９月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社コナカの2025年9月期中間決算では、売上高は11.1％減の323億円となりましたが、営業利益は43.0％増の15億8,200万円、親会社株主に帰属する中間純利益は129.2％増の16億2,900万円と大幅な増益を達成しました。不採算店舗の撤退や経営効率化により、収益性が大きく改善しています。
主な事業セグメント
株式会社コナカは、ファッション事業、フードサービス事業、教育事業を展開しています。主力のファッション事業では、スーツやフォーマル、カジュアル衣料、服飾雑貨などを取り扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は323億円（前年同期比11.1％減）となりました。一方で、営業利益は15億8,200万円（前年同期比43.0％増）、経常利益は17億6,300万円（前年同期比25.7％増）、親会社株主に帰属する中間純利益は16億2,900万円（前年同期比129.2％増）と大幅に増加しました。売上高の減少は主にサマンサタバサグループの不採算店舗撤退によるものですが、利益面では改善が見られます。
貸借対照表の変化
資産合計は471億7,600万円（前期末比6.1％増）となりました。主な変動として、現金及び預金が32億400万円増加、売掛金が14億3,400万円増加しました。負債合計は299億1,100万円（前期末比6.0％増）となり、支払手形及び買掛金が10億5,500万円、電子記録債務が12億300万円増加しました。純資産は172億6,500万円（前期末比6.3％増）となり、自己資本比率は36.6％（前期末36.5％）とわずかに改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは32億8,200万円の収入（前年同期比56.3％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3億2,400万円の収入（前年同期比32.1％減）、財務活動によるキャッシュ・フローは4億300万円の支出（前年同期は21億3,200万円の支出）となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は53億8,000万円（前年同期比9.2％減）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高615億5,600万円（前期比1.1％減）、営業利益7億2,000万円、経常利益9億5,800万円、親会社株主に帰属する当期純損失2億4,700万円を見込んでいます。中間期の好調な業績にもかかわらず、通期では減収減益を予想しており、下半期の業績に注意が必要です。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり5円00銭で、総額1億6,800万円が予定されています。次期の配当予想は、期末に1株当たり5円00銭、年間で10円00銭となっています。
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