2025年５月期 第３四半期決算短信の要約
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はじめにお読みください
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小津産業の第3四半期連結累計期間は、売上高が前年同期比1.4％増の77億8,800万円となりましたが、経常利益は2.9％減の5億9,200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は19.0％減の3億8,000万円と減益となりました。不織布事業でAI関連需要が好調だった一方、エコプロダクツ分野の需要減少が影響しています。通期予想は減収減益を見込んでいますが、固定資産売却による特別利益の計上が予定されています。
主な事業セグメント
小津産業株式会社の主な事業セグメントは不織布事業です。クリーン分野、ウェルネスケア分野、エコプロダクツ分野、コンシューマー分野などを展開しています。その他の事業として除菌関連事業および不動産賃貸業も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が77億8,800万円（前年同期比1.4％増）となりました。一方、経常利益は5億9,200万円（前年同期比2.9％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億8,000万円（前年同期比19.0％減）と減少しました。不織布事業では、クリーン分野でAI関連需要が好調でしたが、エコプロダクツ分野で需要が落ち込みました。その他の事業は増収増益となりました。
貸借対照表の変化
資産は前連結会計年度末に比べて2億700万円増加し、249億4,400万円となりました。主な要因は「電子記録債権」の増加2億600万円、「投資有価証券」の増加1億1,000万円です。負債は3,200万円減少し、65億100万円となりました。純資産は2億3,900万円増加し、184億4,300万円となりました。自己資本比率は73.6％と、前連結会計年度末の73.3％から0.3ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は2億7,100万円（前年同期2億6,500万円）となっています。また、3月31日に固定資産（千葉物流センター）を譲渡し、約1億2,500万円の固定資産売却益を計上する予定です。これにより、第4四半期連結会計期間のキャッシュ・フローが改善される見込みです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高100億円（前期比1.2％減）、営業利益4億4,000万円（同16.7％減）、経常利益5億9,000万円（同16.3％減）、親会社株主に帰属する当期純利益4億8,000万円（同12.1％減）と減収減益を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期に業績の改善を見込んでいるものの、通期では減益傾向が続く予想となっています。
株主還元
2025年5月期の1株当たり配当金は、前期と同額の年間25円を予定しています。第2四半期末配当は実施せず、期末配当25円を予定しています。配当予想に変更はありません。
注意事項
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