2025年３月期 決算短信の要約
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ムラキ株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高75.43億円(前年同期比1.8%増)と増収となりましたが、営業利益1.43億円(同25.2%減)、経常利益1.68億円(同22.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益9,000万円(同54.1%減)と減益となりました。人件費増加や基幹システム入れ替えに伴う費用増加が影響し、利益が減少しています。
主な事業セグメント
ムラキ株式会社は、カーケア関連商品販売事業を主な事業セグメントとしています。サービスステーション(SS)向けにカーケア関連商品を販売しており、ワイパーブレード、バッテリー、洗車関連商品などが主力商品です。また、新規事業として業務レンタカーサービスも展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が75.43億円(前年同期比1.8%増)となりました。一方で、営業利益は1.43億円(同25.2%減)、経常利益は1.68億円(同22.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,000万円(同54.1%減)と減益となりました。売上高は増加したものの、ベースアップによる人件費増加や基幹システム入れ替えに伴う費用増加により、利益が減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は39.53億円(前期末比0.2%増)、純資産は26.91億円(同2.0%増)となりました。自己資本比率は68.1%(前期末66.8%)に上昇しています。流動資産は26.85億円(同0.9%増)、固定資産は12.68億円(同1.4%減)となりました。負債合計は12.62億円(同3.5%減)となり、前期末に比べ4,600万円減少しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.27億円の収入(前年同期は1.19億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,300万円の支出(同1.32億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは4,500万円の支出(同9,000万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は14.07億円となり、前期末に比べ5,700万円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高76.93億円(前年同期比2.0%増)、営業利益9,200万円(同36.0%減)、経常利益1.12億円(同33.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5,000万円(同45.0%減)を見込んでいます。売上高は増加を予想していますが、物価高による仕入コスト増、ベースアップの実施、人員増、設備投資による減価償却費増などにより、利益は減少する見通しです。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、中間配当12.5円、期末配当17.5円の年間30円を予定しています。2026年3月期の配当予想は、中間配当15円、期末配当15円の年間30円を予定しています。
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