2025年5月期第3四半期決算短信の要約
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佐鳥電機の2025年5月期第3四半期は、売上高が1,149億600万円(前年同期比7.0%増)と成長したものの、営業利益は28億3,500万円(同19.3%減)となりました。インド市場や車載向け半導体の伸長が見られる一方、為替影響や人的投資により減益となっています。通期予想は据え置かれ、年間配当は86円へ増配の予定です。
主な事業セグメント
佐鳥電機株式会社の主な事業セグメントは、産業インフラ事業、エンタープライズ事業、モビリティ事業、グローバル事業の4つです。各セグメントで電子部品や半導体の販売、ソリューション提供を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年5月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比7.0%増の1,149億600万円となりました。一方、営業利益は19.3%減の28億3,500万円、経常利益は16.8%減の21億2,700万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は14.4%減の14億2,100万円となりました。インド市場向けや国内車載市場向け半導体、PC・サーバー向け電子部品の売上増加がありましたが、為替や人的資本投資の影響により減益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比7.2%減の775億1,300万円となりました。主な要因は受取手形及び売掛金の32億1,600万円減少、商品及び製品の22億8,600万円減少です。負債は前連結会計年度末比8.0%減の447億5,700万円、純資産は6.0%減の327億5,600万円となりました。自己資本比率は前連結会計年度末の40.1%から41.2%に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の4億3,300万円から3億6,500万円に減少し、のれんの償却額は8,000万円から2億2,500万円に増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高1,540億円(前期比4.0%増)、営業利益43億円(同9.6%減)、経常利益35億円(同4.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益25億円(同15.9%増)を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえても、通期予想は据え置かれています。
株主還元
2025年5月期の1株当たり年間配当金は86円(前期比6円増)を予定しています。第2四半期末に40円の配当を実施し、期末配当は46円を予定しています。
注意事項
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