2025年3月期 決算短信の要約
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ノジマグループは2025年3月期に過去最高の業績を達成しました。デジタル家電専門店運営事業やキャリアショップ運営事業が好調で、海外事業も黒字転換しました。売上高と営業利益は過去最高を更新し、EBITDAも大幅に増加しました。次期も増収増益を見込んでおり、引き続き成長が期待されます。配当も増配となり、株主還元にも積極的な姿勢が見られます。
主な事業セグメント
ノジマグループは、デジタル家電専門店運営事業を中心に、キャリアショップ運営事業、インターネット事業、海外事業、金融事業、プロダクト事業等を展開しています。各事業がシナジーを発揮しながら、お客様の生活をより豊かにするサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は8,534.27億円(前年同期比112.1%)、営業利益は483.71億円(同158.3%)、経常利益は511.97億円(同155.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は322.92億円(同161.6%)となりました。売上高と営業利益は過去最高を更新し、EBITDAも742.52億円(同129.0%)と過去最高となりました。デジタル家電専門店運営事業やキャリアショップ運営事業が好調で、海外事業も黒字転換しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比766.68億円増の6,238.1億円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加307.01億円、売掛金の増加163.83億円、投資有価証券の増加267.37億円などです。負債は472.8億円増の4,155.02億円となりました。純資産は293.87億円増の2,083.07億円となり、自己資本比率は0.6ポイント向上し32.4%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは440.78億円の収入(前年同期比75.7%)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは371.72億円の支出(同263.0%)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは238.58億円の収入(前期は458.03億円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比307.04億円増の656.64億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高9,000億円(前年同期比105.5%)、営業利益500億円(同103.4%)、経常利益540億円(同105.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益350億円(同108.4%)を見込んでいます。EBITDAは780億円(同105.0%)を予想しています。引き続き人材、DXへの投資を継続し、コンサルティング力を更に強化する取り組みを進めていく方針です。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり45円(前期比12円増)となりました。次期の配当予想は年間46円(中間23円、期末23円)となっています。配当性向は当期13.4%、次期予想12.6%です。
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