2025年3月期決算短信の要約
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LITALICOの2025年3月期連結業績は、売上収益が332.14億円（前年比20.0%増）、営業利益が34.77億円（前年比0.1%増）となりました。新たに加わった海外事業が貢献し、就労支援事業とプラットフォーム事業も好調でしたが、児童福祉事業の減益が影響しました。2026年3月期は全セグメントでの増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
LITALICOは、障害福祉領域を中心に事業を展開しています。主な事業セグメントは、就労支援事業、児童福祉事業、プラットフォーム事業、海外事業です。全国約400の施設で学び、就労、生活、老後を支援するサービスを提供し、インターネットプラットフォームサービスも展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上収益が332.14億円（前年比20.0%増）、営業利益が34.77億円（前年比0.1%増）となりました。就労支援事業は増収増益、児童福祉事業は減収減益、プラットフォーム事業は増収増益となりました。新たに海外事業セグメントが加わり、28.4億円の売上収益、7.55億円のセグメント利益を計上しました。親会社の所有者に帰属する当期利益は24.02億円（前年比32.2%減）となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は327.24億円（前年比29.3%増）となりました。主に営業債権及びその他の債権の増加、海外子会社取得によるのれんの増加が要因です。負債合計は202.55億円（前年比36.1%増）で、主に借入金の増加によるものです。資本合計は124.69億円（前年比19.6%増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは49.44億円の収入（前年比8.3%減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは66.12億円の支出（前年比451.5%増）で、主に海外子会社の取得による支出が要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは15.26億円の収入（前年は33.83億円の支出）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績見通しは、売上収益365億円（前年比9.9%増）、営業利益40億円（前年比15.0%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益25億円（前年比4.1%増）を見込んでいます。就労支援事業、プラットフォーム事業、海外事業、その他事業で増収増益を見込み、児童福祉事業は第2四半期以降の黒字化を予想しています。
株主還元
2025年3月期の期末配当金は1株当たり9円、配当金総額は3.21億円となりました。2026年3月期の期末配当予想は11円で、自己株式の取得は上限5億円で実行する予定です。
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