2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社三十三フィナンシャルグループの2025年3月期決算は、経常収益749億1,300万円（前年度比10.4%増）、経常利益117億5,100万円（同20.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益86億5,300万円（同25.3%増）と増収増益となりました。貸出金利息の増加が主な要因で、総資産も1.7%増加しています。
主な事業セグメント
株式会社三十三フィナンシャルグループは、銀行業務を中核に、リース業務等の金融サービスに係る事業を行っています。主な事業セグメントは「銀行業」と「リース業」です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結経営成績は、経常収益が前年度比10.4%増の749億1,300万円、経常利益が20.5%増の117億5,100万円、親会社株主に帰属する当期純利益が25.3%増の86億5,300万円となりました。貸出金利息の増加が主な要因です。セグメント別では、銀行業の経常収益が11.4%増、リース業は0.1%減となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前年度末比1.7%増の4兆5,108億円、純資産は3.3%減の2,060億円となりました。預金等は1.2%増の3兆9,331億円、貸出金は2.9%増の3兆143億円、有価証券は0.6%減の9,497億円となっています。自己資本比率は0.3ポイント低下し4.5%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加などにより97億円のプラスとなりましたが、前年度比85.5%減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは116億円のマイナスとなり、前年度から350億円減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは21億円のマイナスとなりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、経常利益157億円（前年度比33.6%増）、親会社株主に帰属する当期純利益111億円（同28.3%増）を見込んでいます。これは、前年度からの増収・増益傾向が継続すると予想されていることを示しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前年度から20円増配の100円（うち期末配当63円）となり、配当性向は30.0%となりました。2026年3月期の配当予想は、年間128円（うち中間配当64円）で、さらなる増配が計画されています。
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