2025年12月期第1四半期決算短信の要約
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シマノの2025年第1四半期は、売上高1,135.39億円(前年同期比12.9%増)、営業利益161.42億円(同20.3%増)と増収増益となりました。自転車部品事業が好調で、売上高879.72億円(同15.6%増)、営業利益145.03億円(同38.5%増)と大きく伸長しています。一方、為替差損の影響で経常利益、純利益は減益となりました。
主な事業セグメント
シマノの主な事業セグメントは自転車部品と釣具です。自転車部品事業は売上高879.72億円、釣具事業は254.68億円となっており、自転車部品が主力事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の売上高は1,135.39億円(前年同期比12.9%増)、営業利益は161.42億円(同20.3%増)と増収増益となりました。一方、経常利益は154.04億円(同46.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は97.86億円(同58.7%減)と減益となりました。これは主にドル安の進行に伴うアジア通貨高の影響から為替差損54.51億円が発生したことによるものです。
貸借対照表の変化
資産合計は9,127.49億円(前期末比4.8%減)となりました。主な変動は、現金及び預金が661.52億円減少した一方、建設仮勘定が94.75億円、受取手形及び売掛金が78.3億円増加しました。負債合計は758.98億円(同0.7%増)、純資産合計は8,368.5億円(同5.3%減)となりました。
キャッシュフローの変化
当第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は64.95億円(前年同期比5.9%増)となっています。現金及び預金の大幅な減少(前期末比12.4%減)が見られることから、営業活動によるキャッシュ・フローは減少した可能性があります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高4,700億円(前期比4.2%増)、営業利益700億円(同7.6%増)と増収増益を見込んでいます。一方、経常利益882.5億円(同10.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益638億円(同16.4%減)と減益を予想しています。これは主に為替の影響を考慮したものと考えられます。
株主還元
2025年12月期の1株当たり配当金は、中間配当169.5円、期末配当169.5円の年間339円を予定しています。これは前期の年間309円から30円の増配となります。
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