2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社TBKの2025年3月期第3四半期決算は、売上高407.25億円（前年同期比2.8％減）、営業利益2.49億円（同36.0％減）と減収減益となりました。持分法投資損失や北米子会社の清算に伴う特別損失の計上により、親会社株主に帰属する四半期純損失は13.3億円に拡大しています。通期予想は売上高540億円、営業利益8億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社TBKの主な事業セグメントは、日本、アジア、中国、北米の4つです。各セグメントでトラック関連部品の製造・販売を行っており、特に日本とアジアが売上の中心となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は407.25億円（前年同期比2.8％減）、営業利益は2.49億円（同36.0％減）となりました。経常損失は1.96億円（前年同期は4.16億円の利益）、親会社株主に帰属する四半期純損失は13.3億円（前年同期は1.18億円の損失）と悪化しました。これは主に、出資先の業績悪化による持分法投資損失3.54億円の計上や、北米子会社の解散・清算に伴う特別損失7.39億円の計上が影響しています。
貸借対照表の変化
総資産は前年度末比2.5％減の551.08億円となりました。主な変動は、現金及び預金の増加6.66億円、有形固定資産の増加5.48億円、受取手形及び売掛金の減少18.16億円、棚卸資産の減少6.65億円です。負債は前年度末比4.4％減の259.9億円、純資産は同0.8％減の291.18億円となりました。自己資本比率は50.6％から51.2％に上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な開示はありませんが、現金及び預金が前年度末比で6.66億円増加しています。設備投資などによる有形固定資産の増加5.48億円がある一方、売上債権や棚卸資産の減少がキャッシュ・フローにプラスの影響を与えたと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高540億円（前期比4.7％減）、営業利益8億円（同11.4％減）、経常利益2億円（同76.2％減）、親会社株主に帰属する当期純損失12億円を見込んでいます。前回公表からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の配当予想は、中間配当4円、期末配当4円の年間8円となっています。前期の年間配当10円から減配の予定です。
注意事項
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