2025年3月期 決算短信の要約
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大同メタル工業の2025年3月期連結業績は、売上高1,363億円（前期比5.9%増）、営業利益70億円（同16.5%増）と増収増益となりました。自動車関連や船舶分野の需要増が寄与し、全セグメントで増収。自己資本比率は37.0%に改善し、2026年3月期も増益を予想しています。
主な事業セグメント
大同メタル工業株式会社の主な事業セグメントは、自動車用エンジン軸受、自動車用エンジン以外軸受、非自動車用軸受、自動車用軸受以外部品です。これらの製品の製造・販売を国内外で展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が前年同期比5.9%増の1,363億300万円となりました。営業利益は16.5%増の70億9,100万円、経常利益は17.1%増の68億2,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5.9%増の27億2,000万円と、増収増益となりました。特に自動車関連や船舶分野の需要増が業績を押し上げました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比4.4%増の1,966億5,600万円となりました。流動資産は3.9%増加し、固定資産は5.0%増加しています。負債は4.5%増加し1,145億6,100万円、純資産は4.3%増の820億9,500万円となりました。自己資本比率は0.5ポイント上昇し37.0%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは109億2,400万円の収入となり、前期比34.4%減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは83億9,000万円の支出で、前期比1.0%増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは23億9,100万円の支出となり、前期比4.3%減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,340億円（前期比1.7%減）、営業利益80億円（同12.8%増）、経常利益70億円（同2.6%増）、親会社株主に帰属する当期純利益35億円（同28.7%増）を見込んでいます。売上高は若干減少するものの、利益面では増益を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり18円（中間配当7円、期末配当11円）となりました。2026年3月期は年間24円（中間配当12円、期末配当12円）を予定しており、配当性向は32.3%を見込んでいます。
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