2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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2027年3月期第1四半期は、北米1工場化の影響で売上高が前年同期比6.7%減の372億円と減収となりました。一方、コスト削減や価格転嫁の効果により営業利益は3.6%増の14億円、経常利益は73.8%増の12億円と増益を達成し、最終損益も黒字転換しています。
主な事業セグメント
曙ブレーキ工業株式会社の事業セグメントは地域別に区分されており、日本・北米・欧州・中国・タイ・インドネシアの6セグメントで構成されています。主にブレーキ製品(摩擦材・ブレーキ部品等)の製造・販売を自動車メーカーや補修市場向けに展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の売上高は前年同期比6.7%減の372億円となりました。米国1工場化に伴う北米セグメントの売上減少(前年同期比26.5%減の99億円)が主因です。一方、利益面では改善が見られ、営業利益は前年同期比3.6%増の14億円を確保しました。経常利益は為替差損が差益に転じたことなどにより前年同期比73.8%増の12億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,400万円(前年同期は1億2,600万円の損失)と黒字転換しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比16.99億円増の1,305億円となりました。棚卸資産が米国1工場化後の供給対応のための在庫積み増しにより増加した一方、売上債権は減少しています。負債合計は前期末比20.5億円増の733億円で、短期借入金や未払配当金の増加が主因です。純資産は前期末比3.51億円減の573億円となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは26億円の収入となり、前年同期の5億円から大幅に改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローはインドネシアの工場移転等の設備投資により20億円の支出となり、前年同期の8億円の支出から増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは3億円の収入で、前年同期の5億円から減少しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比12.0%減の1,409億円、営業利益が前期比25.7%増の70億円、経常利益が前期比8.6%増の52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比35.6%増の25億円と見込まれています。売上高は減収となる一方、各利益段階では増益を予想しており、収益性の改善が見込まれています。なお、本予想は前回公表値から変更はありません。
株主還元
2027年3月期の年間配当金は1株当たり0円(中間・期末ともに0円)が予定されています。前期(2026年3月期)も年間配当金は0円であり、配当予想に変更はありません。なお、普通株式と権利関係の異なるA種種類株式(未償還13,700株)についても同様に0円が予定されています。
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